ズールー(Zulu)は、南アフリカ共和国からジンバブエ南部に居住し,ニジェール・コンゴ語族バントゥー諸語に属する民族である。総人口は1000万人ほどで,南ア共和国では最大の民族集団。元は南部アフリカの一部族であったが,1816年に首長の座に着いたシャカ・ズールー王の手腕により一挙に勢力を拡大。ヨーロッパ勢に対し,時に互角以上に戦うほどの国力を持つに至った。
牧畜と農耕を主な生業とし,各人は父系外婚制のクランに属する。クランはそれぞれ「賛美名(イシボンゴ)」を冠しており,自身のイシボンゴは尊厳と帰属の象徴である。
伝統的信仰として,天空神ウンクルンクルと彼が使わした祖人インコシ・エズールー(「ズールー」とは「天」の意)を祀る。