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アフリカ レビュー

第3回 グーグルアースでダルフール紛争を見る    執筆日時  2007/04/29(日) 17:42

 いくつかのニュースサイトでもすでに紹介されており、もうご覧になった方もいらっしゃるかと思いますが、「グーグルアース(Google Earth)」という地図アプリケーション上でダルフール紛争の詳細を表示するサービスがはじまりましたのでそのレビュー記事を書きたいと思います。ダルフール紛争に関する詳細記事は「ダルフール紛争とは」で分かりやすく説明していますので、まだの方はこちらからどうぞ。

アップロードファイル 12-1.jpg これは、インターネット検索大手のグーグルとワシントンDCにあるホロコースト博物館が協力して行った取り組みで、衛星写真上にこの紛争によって破壊された村々の所在地を示したり、ホロコースト博物館のデータベースとリンクすることにより現地で撮影された写真を表示したりする事ができるコンテンツサービスです。

 私も早速グーグルアースを立ち上げてダルフール地方を表示してみました。すると・・・、衝撃のあまり絶句です。地図上には破壊された村を示す「炎のマーカー」が画面中を覆い尽くすかの勢いで広がっています。その数優に100以上。10万人、いや20万人以上が殺害されたと言われるダルフールのジェノサイドですが、数字では知っていてもこの炎のマーカーを見ると事の重大さに衝撃を受けます。百聞は一見にしかずとはこの事です。

アップロードファイル 12-2.jpg それぞれのマーカーは、クリックすることにより村の名前や破壊状況などを知ることができ、また拡大することによって破壊され黒焦げた建物を衛星写真から確認することもできます。他にも、カメラのマーカーをクリックすると現地で撮影された写真を見ることができますので、ぜひグーグルアースを立ち上げアクセスしてみて下さい。

 以下に、このコンテンツを見るための簡単な方法を紹介します。


1.グーグルアースをダウンロードし、パソコンにインストールする
 ダウンロードはこのページから「グーグルアース

2.グーグルアースを立ち上げ、左側に表示されているサイドバーの中から、「レイヤ」の中にある「グローバル・アウェアネス」をクリックし、その中の「ダルフール紛争」をクリック

3.地図が自動的にダルフール地方に移動するので、自由に拡大・移動し、見たいマーカーをクリックする
 

アップロードファイル 12-3.jpg さて、このコンテンツの制作に協力したホロコースト博物館へのリンクには「What Can I Do?(私には何ができるの?)」という項目があり、そこでは私たちにできるいくつかの提案がなされていました。

1.私たちの作る(ホロコースト博物館の)コミュニティーに参加しよう
2.メディアに働きかけよう
3.市民を代表する立場にある人に話をしよう
4.周りのみんなにこの事を伝えよう
5.ダルフールのことをもっとよく知ろう

 1~3の項目はある程度の行動力がないと難しいかも知れませんが、4と5は簡単ですね。皆さんそれぞれが持つコミュニティーに紹介してみたり、インターネットでダルフールのことを調べたりしてみればいいのです。そして最後にひとつ、私が付け加える6番目の提案は

6.選挙に行く

です。「ダルフールと何の関係が?」と思われるかも知れませんが、間接民主制の日本では私たちひとりひとりが国の政策に直接関わることはできません。私たちが選んだ代表者が国を動かすのです。そして残念なことに私たちの人選ミスによって、日本政府はダルフールで人が死んでいくのをただただ眺めているのです。次の選挙では、「自国の利益」ばかり口にして経済発展のみを気にする人々はもうほっといて、世界に誇れる日本のリーダーをみんなで選ぶっていうのはどうでしょうか。

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