アフリカ滞在記
タンザニア「それ、なんぼ?」 執筆日時 2007/05/13(日) 17:54
マンゴーが1個5円! 食事が100円、安ホテルも1泊300円から。日本人にとってはまるで天国のような物価のタンザニア。特に現地で取れる果物の値段は日本の100分の1。南国フルーツ好きにはたまりません。今日はそんなタンザニアの物価を紹介します。
2007年現在、タンザニアの為替レートは1ドル=1200シリングほど。日本円で換算するとほぼ1円=10シリングとなります。とてもわかりやすいですね。つまりタンザニアで3000シリングの商品は日本円ではその10分の1、大体300円だという事です。ちなみにタンザニアは政権も安定し、為替レートの急激な変化や闇両替レートなどもほとんどない国なのでお金を両替する時には普通に町中の銀行・両替商でいいと思います。
それでは早速、タンザニアの物価をいくつかの代表的な品物の値段で紹介したいと思います。
食品
たまご(1個) 10円
牛肉・豚肉(1キロ) 200円
にんじん(3つ) 20円
キャベツ(ひと玉) 20円
米(1キロ) 40円
コーラ(1ビン) 25円
ビール(1ビン) 80円
果物(旬の時期)
パイナップル 50円
バナナ(ひと房) 10円
マンゴー 5円
オレンジ 5円
大抵の果物は1個5円
サービス
食事 100円~
安ホテル 300円~
タクシー初乗り 200円
その他
夜の警備員を雇う 月4000円~
家政婦を雇う 月3000円~
とまあ、こんな物ではないでしょうか。タンザニアでは物流や農業技術が整備されていないこともあり上記に示した値段は、旬の時期で商品が豊富にある時の値段を示しています。ですから季節をはずすと値段が2倍になったり、市場から完全に姿を消したりしますのでご注意。しかし、この値段を見て気づくのが「タンザニアの物価は日本のほぼ10分の1」ということではないでしょうか。一部の商品でタンザニアが安すぎたり(バナナやマンゴー)、日本が安かったり(たまご)などしますが、だいたいの感覚としてはこんな物ですね。
そして、タンザニアシリングの為替レートが10分の1、物価が10分の1という切りの良さを使えば現地通貨の値段で簡易ぼられ度判断を行うことができます。説明しましょう。
例えば初めての国で食事をしたとしましょう。あなたはその国の値段の基準がまだわかりません。「800シリングだよ」と言われてもそれが妥当な値段なのか、それとも観光客だからとぼられているのかわかりません。でもタンザニアなら大丈夫。その言われた数字にそのまま円を付けてみるのです。昼食800円・・・。普通だ。そう、それは正しい値段です。ところが、道ばたの行商人から普通のボールペンを1本買おうとして「500シリングくれ」と言われたらどうしますか。為替レートできちんと換算すると50円。買ってしまいそうです。しかし先ほどのルールに従ってそのまま円表示にすると、ボールペン1本500円。ありえない。そう、あなたは今ぼられているのです。気をつけましょう。
ところで、私たち日本人にとっては安いこの物価。現地の人も安いと感じているのでしょうか。いいえ、全く違います。にんじん3つで20円など、普通の家庭は買いません。というのも、タンザニアでは中学校の先生の初任給が大体1万円弱。日本の20分の1以下です。現金収入の低さが際だっています。それでもきちんと給料をもらう先生の話で、農村部に住む農家などはこの半分も手にできません。ですからタンザニアの市場に行っても「すごーい安い、安い」と叫ぶのはできるだけ控えましょうね。彼らにとってはそれなりに高い値段なのです。
また、タンザニアでも本気で高い商品がいくつか存在します。それは輸入物。原価がもともとドル計算の物などは日本と同じかもっと高かったりします。その代表例がガソリン。リッター110円を優に超えます(最近は日本も高いですが)。ですからタンザニアで車に乗って仕事に向かっている人を見かけたら、そいつはただ者ではありません。超エリート階級&金持ちです。でも「どうぞ、そこまで送りますよ」と言われても絶対に絶対に乗ってはいけません。そいつはただのワルです。
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