「悲惨」「リアルホラー」「見ていられない」「地獄」・・・。
無知がどれだけ恐ろしいことなのか。この映画「ダーウィンの悪夢 (Darwin's Nightmare)」は冷凍食品の白身魚やフィレオフィッシュを食べている私達には衝撃のドキュメンタリー映画です。
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アフリカ最大の湖ビクトリア湖で繁殖する外来種ナイルパーチと、その驚異的な繁殖力に目をつけた先進国の白身魚市場。日本のスーパーに並ぶ冷凍食品、切り身の白身魚、ハンバーガーの具材で日常的に食されるその魚は、私達の知らない遠い遠いアフリカのタンザニアという国から空輸され、その利益はタンザニアを潤すどころか地元の町ムワンザに「貧困」「エイズ」「ストリートチルドレン」「戦争」という闇、「ダーウィンの悪夢」を蔓延させている。
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そのあまりの衝撃的な映像に、Yahooやmixiなどのレビューサイトでは冒頭のような感想が何十、何百も寄せられているこの映画「ダーウィンの悪夢」は、映画界でも高く評価され、「2004年 ヴェネツィア国際映画祭 ヨーロッパ・シネマ・レーベル賞」や「2004年 ヨーロピアン・フィルム・アワード ベストドキュメンタリー賞」、日本では「2005年 山形国際ドキュメンタリー映画祭 審査員特別賞・コミュニティシネマ賞」など数々の賞も獲得しています。また2006年には「アカデミー賞 長編ドキュメンタリー賞」にもノミネートされました。
しかし、この映画が公開された当時、私の周りにいるムワンザの町を知る仲間からは、その悪意ある誇張や事実の歪曲、明らかにヤラセとしか考えられない映像の数々にこの映画への非難が集中していました。またネット上でも現地を知る人々や一部のジャーナリストからもこの映画について否定的な意見が出ているようです。私自身も正直この映画を作った監督ザウパーさんには嫌悪感すら感じます。アカデミー賞を逃したのがせめてもの救いです。
前置きが長くなってしまいましたが、今回の「時にはアフリカの話っ」では、話題作「ダーウィンの悪夢」について、タンザニアで2年間を過ごした私の個人的な感想と映画中に使われている映像のウソをできるだけわかりやすく説明していきたいと思います。












